「最近、つむじが薄くなった気がするけど、確信が持てない…」。自分では直接見えない部分だけに、客観的に状態を把握するのは難しいですよね。そこで、自宅で簡単にできる「つむじの状態セルフチェック法」をご紹介します。定期的に行うことで、変化に早く気づくことができます。用意するものは、「手鏡」と「洗面台などの大きめの鏡」、そして「スマートフォン」です。まず、合わせ鏡を使って、自分の後頭部、特に頭頂部のつむじ周辺が見えるようにします。明るい場所で行うのがポイントです。次に、以下の点をチェックしてみましょう。1. 地肌の透け具合: つむじを中心に、地肌が見える範囲を確認します。以前と比べて、その範囲が広がっていませんか？ 髪をかき分けなくても、地肌が目立つようになっていませんか？ 髪が乾いた状態で確認しましょう。2. 髪の太さとハリ・コシ: つむじ周辺の髪の毛を指でつまんでみてください。側頭部や後頭部など、他の部分の髪と比べて、明らかに細く、弱々しくなっていませんか？ ハリやコシがなく、ぺたっとしていませんか？ AGAが進行すると、髪の軟毛化が見られます。3. つむじの渦の明瞭さ: 健康な状態なら、つむじの渦は比較的はっきりと見えます。薄毛が進行すると、渦の中心部の髪が少なくなり、渦がぼやけたり、中心の地肌が大きく見えたりすることがあります。4. 髪の密度: つむじ周りの髪の密度が、他の部分と比べて明らかに低くなっていないか確認しましょう。地肌が見える面積だけでなく、髪の毛の本数自体が減っている感覚があるかどうかです。5. 抜け毛の質の確認（補足）: シャンプー後や朝起きた時に、抜け毛の中に細くて短い毛が多くないかもチェックしましょう。これらのチェックポイントを、スマートフォンのカメラで撮影しておくことを強くお勧めします。同じ角度、同じ照明条件で、例えば1ヶ月ごとなど定期的に撮影し、過去の写真と比較することで、客観的に変化を捉えることができます。ただし、セルフチェックはあくまで目安です。少しでも気になる変化があれば、最終的には専門医の診察を受けるようにしましょう。